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三者三様。でも根っこは同じ“住まいづくりへの想い”

  • 執筆者の写真: 齊藤真悟
    齊藤真悟
  • 6月1日
  • 読了時間: 6分

更新日:6 日前


【今回お伝えしたいこと】


みなさんこんにちは!

茨城県にある3社の工務店さんの物件を見学させていただきました。

それぞれ素晴らしい色があるけど大切な部分は共通だなと思いました。

今回はこのことについてお話させていただきます。



1️⃣山登り用品を買いに行きました


高校に進学した長男は山岳部に入部しました。

山登りは装備が重要だとのことで各種揃えることになったのですが…。


先日、山岳部オススメのお店に伺いました。

山登りの道具はけっこういい金額するんですよね。

店員さんに聞きましたら、いのちを守るものなので、

最先端の技術が投入されているとのことです。



伺ったのは高崎にある“石井Dream Box”さんです。

山岳系に強い石井スポーツに関係するお店かなと思っていましたが全くの無関係でした(^^)


この日のメインは宿泊対応の巨大バックです。

店員さんのオススメメーカーはモンベル。

日本のメーカーで価格と性能のバランスがとても良いとのことです。

 

少し調べてみると、登山家の辰野勇氏が立ち上げたメーカーで、

社員のみなさんもみな登山好きだということがわかりました。

好きな登山の用品を“熱い想い”を持って作っている。

そんな会社っていいですよね。

 

デ、デカい。モンベルの宿泊対応の80Lタイプです。
デ、デカい。モンベルの宿泊対応の80Lタイプです。

以前からモンベルには好感をもっていたこともあり、この巨大バックを購入しました。

3万円ほどの出費でフトコロが…。

でも、海外メーカーだと同じようなものが5万円以上いくことが多いそうです。

お買い得に思えてきました…。

 


2️⃣Curationer 物件同時見学会 ベースポイント㈱さん


さて先日、イベント“Curationer 物件同時見学会”にお誘いいただきまして、

茨城の3社の住まいを見学して来ました。


みさせてくださったのは、ベースポイント㈱さん、斉藤建築工業㈱さん、㈱丸萬建設さんの3社の物件です。



はじめに伺ったベースポイントさんの住まいは素材や性能にこだわりを持った住まいでした。


無垢の桧の床板は上小と聞きましたが、無節に近いの美しいものですし、

建具もこだわりを持ち、存在感のある素晴らしい手作りのものでした。

また、エアコンのや換気システムの選定、配置にもこだわっている様子でとても参考になりました。

外壁にも焼杉を採用し、坪野さんのこだわりと“想いの強さ”を感じられる住まいでした。

 


 

3️⃣斉藤建築工業㈱さん


次に伺ったのは斉藤建築工業さん。

セミ規格型モデルハウスということで、

価格を抑えながら斉藤さんのキメ細かい気配りが施された住まいした。


また、一定の可変性を持たせることでどの方でも住みやすい建物に仕上げられていました。

とくにキッチン周りの使いやすさは女性的で、男性の斉藤さんが設計したと聞いて驚きました。


しかし、ご自身が料理するのが好きと聞き納得。

好きなことは住まいづくりへの“想い”につながり、こういった細かなところに影響してくるのだと思いました。




4️⃣㈱丸萬建設さん


最後に伺ったのは丸萬建設さんです。

運良く社長の田嵜さんの手が空いた時間に訪問できました。

 

実は、今回は当社の棟梁である高橋を同行させておりまして、

結果的に「連れてきてよかった」と思いました。

というのも、田嵜さんの建築中の住まいも見ることができ、多くの学びが得られたからです。

当社の大工棟梁の高橋です。気さくなのでお気軽にお声がけください。
当社の大工棟梁の高橋です。気さくなのでお気軽にお声がけください。

建築中の現場に興味があった高橋ですが、もしよかったら見せていただけませんかと田嵜さんにお話したところ「是非見てください」と快諾してくださいました。

 

高橋は自分の仕事には自信と誇りを持っていますが、他の大工さんの仕事から学ぶ機会はあまり無く、とてもワクワクしている様子でした。

 

事務所から歩いてすぐの現場は内部はボード貼りが進んでいる状態で、外部は部分的に仕上材を貼ってある状態でした。


隠れてしまう部分がちょうどみられたり感じ取れたりする状態でしたが、

丁寧な仕事をしていることがすぐに分かり、高橋も目を輝かせていました。


また、田嵜さんのお話しを聴き、施工への細かな気配りや思いを伝えられて感動している様子でした。

 

私もふだん結構いいこと言っているのですが…。

身近すぎる人よりよその方に言ってもらったほうが効果的なようです。

 

そういえば私も父も妻のいうことをあまり聞きません💦

 

田嵜さん「ひと手間加えようか加えないか迷ったら、必ず手を加える方を選びます。

       あとからやり直すことはできませんから」


といったお話しとか、ボードの貼り方の工夫とか、私が伝えたらちょっと反応悪いかもということにも嬉しそうに同意していました。

 

高橋「たしかにそうですよね。知ってはいるのですが…」

   「今度ぜひやってみようと思います!」

ウチの高橋、調子のイイヤツです。

 

わたしにとっては、

職人たちとのコミュニケーションを大切にしてることがいいなと思いました。


田嵜さん「職人たちといっしょに反省会をしています。

       ただし、前向きな反省です。責めることはしません」

      「職人たちには納まりなどを細かく書いて伝えています」

など、当たり前ですが時間をしっかりとってやっていることは見習わなければと思いました。

 

それから、

田嵜さん「防水や気密は幾重にも安全対策を打っている」

     「たとえばこことか…、ここはこうで…」

といった感じで、細かい部分も確認できました。

そしてなによりその根本たる住まいづくりへの“想い”をバシバシと感じました。





5️⃣帰りの道中にて

 

帰りは2時間程度かかりましたが、あっという間でした。

というのも、二人で納まりや施工法の大会議が始まりました。


気密層の連続性をどれだけこだわって施工できるかとか、

屋根の構造は今回の皆さんから学んだもを応用できるかとか…。


理想と現実っていうものはあるのですが、理想に近づくことができるかもしれないと感じる“社内”ならぬ、“車内”会議となりました。

 

今回はベースポイントの坪野さん、斉藤建築工業の斉藤さん、丸萬建設設計事務所の田嵜さんとお会いし学ばせていただきました。

皆さん特徴的で三者三様の住まいづくりをされていましたが、共通点があります。


住まいづくりが大好きで、それゆえ住まいづくりにかける“強い想い”があります。

私も負けていないぞと思いますが、今回の研修でウチの高橋にもメラメラと燃える情熱(想い)があることを感じ取れました。

 

当社は私と高橋が中心となります。

二人三脚でより良い住まいづくりを続けていくエネルギーを得られた茨城研修となりました。


坪野さん、斉藤さん、田嵜さん、それから、企画してくださったオストコーポレーション北関東の吉田さん、それから関わった皆様、ありがとうございました!



2024-2025シーズンのBリーグチャンピオンは宇都宮ブレックスに決まりました。


シーズン中にヘッドコーチが亡くなるという大きなハンデを抱えましたが、

それを乗り越えられるくらい、彼らの持つ勝利への“想い”がとても強かったからこその結果だと思います。


同じ北関東として悔しいですが素直に称えたいと思います。

来年は我が群馬クレインサンダーズの番です!



 



 
 
 

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