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命(いのち)の大切さについて

  • 執筆者の写真: 齊藤真悟
    齊藤真悟
  • 3月15日
  • 読了時間: 5分

更新日:4月7日

【今回お伝えしたいこと】

みなさんこんにちは!

今回は今週あった出来事から思ったことをお話させていただきます。

3月11日で東日本大震災から14年となります。

命の大切さと住まいについて改めて感じたことをお話させていただきます。

1️⃣3月11日

先日(火曜日)の3月11日の震災の時間。

講師の方の発声のもと、セミナーを受講する参加者全員が北を向いて黙祷しました。

 

遡ること14年前の2011年(平成23年)3月11日14時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0という日本観測史上最大規模の地震が発生しました。

 

特にこの地震による津波は、東北地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらし、その衝撃的な映像はメディアを通じて全世界に報じられました。



一連の災害による人的被害は大きく、

死者が19,775人(関連死含む)、行方不明者が2,550人、負傷者6,242と甚大なものでした。

これは、国内の自然災害での戦後最大の死者・行方不明者数だとのことです。

 

また、続けて東京電力福島第1原子力発電所での事故が発生。

チェルノブイリ原発事故以来のレベル7という取り返しのつかない深刻な状態となりました。

 

震災によってたくさんの命が失われました。

〇〇人としてしまうとなんだか感覚が薄れてしまいますが、

そこには一人ひとりの人生があって、家族や友人もいます。

関わるすべての人がつらい思いをしたことと思います。

 

私事ですが、義母が病気で昨年亡くなったときも家族は悲しみ、今でも癒やされることはありません。

 

災害であっても病気であっても、亡くなった本人はもちろんですが、周囲のみなが悲しみ、つらい思いをしています。

 

東日本大震災では亡くなった方の多く(90%位上)は津波によるものです。

多くの方が建物に関わる亡くなりかたをした阪神大震災とは違います。

阪神大震災に比べ、建物の倒壊などによる死者の比率は小さい
阪神大震災に比べ、建物の倒壊などによる死者の比率は小さい

しかしながら住宅の倒壊によって亡くなった方もいて、耐震性の重要性を感じます。

 

改めて安心して暮らせる住まい、つまり耐震等級3の住まいを標準として作ることは必須だと思い、住まいのつくりてとしての責任を感じます。


当ブログをお読みいただいている皆様も、工務店(設計者)に耐震性の高い住まいを依頼してください。


そして少しでも悲しむ人が少なくなればと思います。

 

2️⃣卒業式

3/13日は長男の中学校の卒業式でした。


強戸地区は小学校から中学校まで全く同じメンバーです。

人数も少なく、長男の学年は60人弱。ですが、そのぶん男女問わず仲の良い子たちでした。

9年間一緒なので私達保護者もだいたいの子がわかる。そんな学校です。

 

特にバスケ部の11人は小学校(ミニバス)からずっと一緒にバスケに打ち込んだ仲です。

結果に恵まれず悔しい思いをし続けましたがチームのみんながひたむきに努力していました。

その結果、最後の大会でライバルと死闘を演じて破り、目標だった県大会に出場することができました。



付き合いが長く仲が良い保護者も大盛りあがり。

子どもたちのおかげで素晴らしい体験をさせてもらいました。

 

長男はその後の高校受験でもバスケと同じように努力を積み重ね、第一志望の高校に合格することができました。

高校でも引き続き頑張ってもらいたいです。

 

と言っても、無理をせずに。

無理をして自分を傷つけてはいけません。

なにより自分を大切にしてほしいと思います。

健康でいてくれることが親としてのいちばんの望みです

 

というのも、長男が中学2年生のときに悲しい出来事がありました。

同級生の女子が交通事故で亡くなったのです。

朝の登校時の事故でした。

 

告別式のときの保護者の方の気の毒さは言葉では言い表すことができません。

 

卒業式には彼女の写真が置かれ、保護者の方も出席していました。

保護者代表の謝辞では代表の方も彼女について触れ、会場のみなが思い出して涙をながしていました。

 

たまたま左右を見なかったとか、よそ見をしてしまったとか、ヒヤリとしたことは私にもあります。

ちょっとしたボタンの掛け違いによって命を失う事があります。

子どもたちにも気をつけてもらいたいものです。


3️⃣ヒートショック 

交通事故による死者数はここ20年くらいで大きく減りました。

メーカー側の安全対策の向上や、ユーザー側の意識改革による成果だと思います。

しかしながら事故がゼロになることはありません。

 

住まいづくりも命に関わる事だと自認しています。

耐震性もそうですし、温熱性能も快適性だけでなく、ヒートショックを防ぐためにもとても大切です。

急激に上下する「血圧のジェットコースター」は危険です
急激に上下する「血圧のジェットコースター」は危険です

特に高齢者のヒートショックが原因と思われる死亡事故(浴槽内溺死)は交通事故を大きく上回ります。



自分は若いから大丈夫ということはありません。

誰もが歳を重ね順番に高齢者になります。

住まいは長く住むものなので、誰もが当事者です。

お読みいただいている皆様には温熱環境も重視して依頼していただければと思います。


自動車メーカーがやってきたことを私達ができないことはありません。

負けずに安全安心の住まいづくりをしていかなければと思いました。

何をするにしてもまずは命が大切です。

そして、私が携わる住まいづくりは命や健康に関わる職種です。

また明日から責任を持って日々の業務に当たりたいと思います。

今週も最後までお読みいただきありがとうございました。

 
 
 

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