【今回お伝えしたいこと】
BLOGを4年ぶりに再開しました。
初回から堅苦しい内容になってしまいますがご一読ください。
大切にしている言葉「感謝」と経営理念についてお話させていただきます。
私は仕事やプライベートで忙しくしていると、自分がどれだけの人に支えられて恵まれているかわからなくなってしまうことがあります。
自分ばかりが忙しいとか、辛いとか、ついつい不満が高まってしまうのです。
そんなとき、少し立ち止まって考える。そんな時間が必要です。
半人前の私でも気持ちや考えを前向きに切り替えることができ、一歩前に進めることがあります。
切り替えるとき立ち戻るキーワードは「感謝」です。
経営理念の中にもある、私にとって大切な言葉です。
1️⃣経営理念について
【木と人の恵みに感謝し共に永くある】
当社の経営理念です。
言葉の扱いがポンコツな私ですが、時間かけ、そして全身全霊をかけてつくった言葉です。
カンタンに説明しますと…。
当社の住まいづくりに欠かせない2つの要素、自然素材の代表である「木」と、関わるたくさんの「人」。
これらから恩恵を受けていることを認識し、感謝の気持を自然体で永く持ち続ける。
といった意味です。
※改めてより詳しくご説明したいです! (ホントはとっても深い内容で、全てお話したら紙面が足りないくらいです)
2️⃣たくさんの感謝
改めて考えると私は多くの人に支えられてます。
本当にありがたく思い感謝しています。
【伴走者への感謝】
上記の経営理念は、私一人の力ではなく、尊敬する伴走者の知恵と経験をお借りしました。
自分の力だけでは作れなかったでしょう。
理念を思い返すたびありがたいなと感じます。
これこそが人の恵みに感謝=彼に感謝です。
【父への感謝】
父が本日退院してきました。
わずか1週間の不在となりましたが、いなくなって改めて大切な役割をしてくれていたと再認識しました。
父は数年前に胃がんを患ってから大工仕事はできていません。
76歳の年齢からいっても復帰は無理でしょう。
しかしながら、昔なじみのお客様を訪問したり、会社周辺の掃除や片付け、除草など、今できることをまめにこなしてくれていたのです。
入院から日を重ねるにと周囲の片付けが十分でないことを感じ、
改めて父へが大切な役割を果たしているのだと実感しました。
【社員(職人)への感謝】
今年度はとても忙しく、新しい人を採用してマンパワーを増やすことにより解決を目指しました。
しかし本当に大切なのは今いる人のちからだと気付かされました。
いっとき、社内の雰囲気が悪くなったことがありました。
このときは身近な彼らに対し感謝する気持ちが足らなかったように思えます。
職人に対しては普段から言葉がけや差し入れをしていますが、どうしても形式的に“こなす”状態になっていたかと思います。
思い返してみれば、パッと差し入れを渡して要件だけ話してすぐ立ち去る状態でした。
これではいけないと感じ、
ある時から積極的に彼らと言葉を交わし、
重いものを率先して運び(小柄ですが力持ちです(^^))、
一緒に作業して汗を流しながら大工職の大変さを共感していくことにしました。
その結果、雰囲気は改善され皆のモチベーションが上がっています。
大工職だけでなく、事務職も同じです。共感し感謝の気持を伝えていくことが大切なのだと思います。
どうしても新しい人に目が行ってしまいますが、本当に大切なのは今いる人だと思い直しました。
【出会いへの感謝】
他にも様々な人に感謝しなければと考えています。
私を選んでいただいたお客様、住まいづくりの仲間、協力業者さん、会計屋さん、材木屋さん、問屋さん、地域のみなさんなど…。
斉藤建設を支えてくれるたくさんの皆さんには感謝してもしきれません。
そして最後に
【建築関係の仲間や先輩への感謝】
そして最後に感謝の気持を伝えたい相手がいます。
私はわけあってブログやSNSの発信をやめていました。
そんな私に「情報発信しないのは存在しないこととおなじだよ」と導いてくださった方がいます。
また、行動で情報発信の大切さを示してくださっている先輩や仲間の工務店さんがいます。
これから定期的にブログを更新していきます。
私が行動に移るように導いてくださった皆様に心から「感謝」いたします。
3️⃣感謝し、その先へ
たくさんの人に支えられて私と斉藤建設は存在してます。
感謝の気持を持つことは大切ですが、それだけではだめで、それに応えていかなければなりません。
「感謝から行動へ」
です。
まだまだできていなくて、職人に対してできたことはほんの一例です。
自分がどれだけ沢山の人に支えられ、どれだけ恵まれているか認識して行動につなげていきます。
皆様に感謝の気持ちを持ち続けること。
これは「住まい」づくりにもつながります。
大切なお客様に感謝し、社員はじめ携わる人達にも感謝する。
そういった心構えで一日一日を過ごすことによって、
素晴らしい住まいができるのだと考えています。
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